日本百景「雪彦山」
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雪彦山(せっぴこさん)は姫路市にある山で、弥彦山(やひこやま:新潟県)、英彦山(ひこさん:福岡・大分県)と共に日本三彦山として知られ「修験道の地」です。雪彦山については複数の定義が存在します。夢前町(ゆめさきちょう:現在は姫路市に合併)は、雪彦山の定義として、洞ケ岳(ほらがだけ:811m)、鉾立山(ほこたてやま:950m)、三辻山(みつじやま:915m)の総称で、「洞ケ岳」山頂にもそのように表記されています。国土地理院発行の25,000分の1の地図では、三辻山を雪彦山とし、二等三角点を置いています。また、登山案内の多くでは、大天井岳、不行岳(ゆかずだけ)、三峰岳、地蔵岳等の岩峰から構成される「洞ケ岳」の最高峰・大天井岳(標高811m)を雪彦山としています。さらに、古くは周辺の明神山(みょうじんざん)、七種山(なぐさやま)と三山を総称して雪彦山と呼んでいたそうです。
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賀野神社
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ここ雪彦山は、北方に繋がる峰山と共に、雪彦峰山県立自然公園の一角を形成しています。修験道の行場として知られる雪彦山の南側にはこの信仰を支える賀野神社があり、法道仙人によって開かれ、雪彦山大権現、雪彦山金剛鎮護寺と呼ばれ、神仏習合の形式をとっていました。明治元年の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、金剛鎮護寺は廃寺となり、現在は基壇だけが残されています。賀野神社には、廃仏毀釈の年に建てられた入母屋造の本殿は、姫路市の文化財に指定されています。また、雪彦山は日本百景、ひょうごの森百景、兵庫50山、関西百名山、近畿百名山に選定され、ロッククライミングの名所としても知られています。
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2019年6月17日月曜日
日本百景「雪彦山」
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