坊勢の弁天島
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坊勢漁港(奈座地区)の海から突き出した小島・弁天島は、別名神権(じんごん)さんと呼ばれています。海神・竜神・弁財天が祀られ、1月4日には、神海祭(神権祭り)が行われています。
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【弁天島の由来】
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昔々、掟破りの漁をする漁師が漁に出掛けました。収穫した魚の中に「龍神の使い」がいることも知らず、大漁と喜び、港を目指していましたが、突然、激しい嵐に見舞われます。岸にいた娘は、「嵐は無法な漁の龍神のたたり、早く魚を海に返して」と叫ぶが父は聞き入れようとしません。娘は、父を助けるため自ら身を投じました。すると、水煙が天を貫いて竜巻が起こり、嵐は嘘のようにおさまり、美しい小島が現れました。これが弁天島です。
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