2019年10月30日水曜日

国指定史跡「壇場山古墳」

壇場山古墳第一・二・三古墳

史跡・壇場山古墳
5世紀前半に築かれた前方後円墳で、墳丘(ふんきゅう)の全長は143mで、県下第2位の規模だそうです。墳丘は三段築制で、周濠があり部分的に周堤が残っています。後円部墳頂には縄掛け突起を有する竜山石製長持形石棺の蓋の一部が露出し、墳丘上では円筒埴輪・家形・盾形などの形象埴輪も採集されています。周囲にはかって数基の陪塚がありましたが、現在では櫛之堂古墳・林堂東塚古墳の2基が残るのみで、北西には一辺約60mの方墳・山之越古墳が残っています。
壇場山古墳第一・二・三古墳は、1921年(大正10年)指定史跡に指定されました。
姫路市御国野町国分寺林堂



0 件のコメント:

コメントを投稿