2019年6月25日火曜日

姫路城・中濠跡散策コース

中濠跡散策コース

姫路城・中之門跡(出発) ⇒ クマタカ門跡 ⇒ 埋門跡 ⇒ 車門跡 ⇒ 市の橋門跡 ⇒ 清水門跡 ⇒ 野里門跡 ⇒ 久長門跡 ⇒ 内京口門跡 ⇒ 鳥居先門跡 ⇒ 総社門跡 ⇒ 中之門跡(着) ⇒ 帰路へ (移動距離 約4.3km)

中之門跡

中之門絵図
この門は、外曲輪の飾磨門から内曲輪の桜門へ通じる大手筋に設けられ、門名は中曲輪南面の五門の中央に位置することから名付けられました。現在は石垣の一部が残っています。

クマタカ門跡

クマタカ門絵図
この門は中濠南側やや西方の本町と坂元町の間に建てられ、比較的小さな枡形と渡り櫓をもつ門でした。門名は明らかではありません。現在、枡形石垣が残り、道路が食違いの形に屈折して通っています。

埋門跡

埋門絵図
この門は車門の並びにあり、南に面して要所を占めるため外濠の外には通じていません。隅櫓を伴うかわりに内門は単門で門名はこれに由来するといわれています。

車門跡

車門絵図
この門は、船場川と中濠西側の角に設けられた二重枡形の門で、門名は北の枡形に車の通行ができる橋と車道門があったことに由来しています。平時、車道門は使わず南の枡形門から出入りしていました。現在も石垣はよく残っています。

市の橋門跡

市の橋門絵図
この門は、北勢隠門から始まる中濠の第二の門です。最も外濠(船場川)に接近しているので、門は直接外濠の外に通じています。門名は船場川に架けられた市の橋に由来します。

清水門跡

清水門絵図
この門は、近くに清水が湧く(鷺の清水)ことから名付けられました。特徴は、中濠と外濠の結節点で、内濠の北勢隠門とも密接にしており、複雑な地形に位置しています。現在も石垣や三角形の濠も一部残っています。鷺の清水は、播磨十水の一つで風味がよく茶の湯に利用されたそうです。

野里門跡

野里門絵図
この門は、野里の出入り口にあったことから名付けられました。特徴は、内京口門同様、濠を屈曲させ土橋に横矢を掛けるようにした枡形門です。現在、周辺には濠が残りますが、門の遺構はありません。

久長門跡

久長門絵図
この門は、久長町にあったことから名付けられました。現在、枡形石垣が一部残っています。内京口門からこのあたりにかけて濠跡も改修され、当時の面影を味わうことができます。

内京口門跡

内京口門絵図
この門は、外曲輪の外京口門とともに京都方面に通じる道を守るため名付けられました。横矢掛りとするために濠を屈曲させ、南向きに門を開けています。石垣はかなり残っています。

鳥居先門跡

総社門の東にありました。播磨国総社の南鳥居の前にあったことから名付けられました。祭事以外開けることがなかった不開門(あかずのもん)とも言われました。石垣などの遺構は残っていません。

総社門跡

総社門絵図
この門は、総社の西門筋に通じることから名付けられました。他の門と異なり桝形や土橋もありません。現在、石垣の一部が残っています。また、総社門の東には「鳥居先門」がありました。遺構は残っていません。



2019年6月24日月曜日

姫路城・内濠跡散策コース

内濠跡散策コース

姫路城・桜門橋・大手門(出発) ⇒ 南勢隠門跡 ⇒ 北勢隠門跡 ⇒ 八頭門跡 ⇒ 喜斎門跡 ⇒ 絵図門と菊門跡 ⇒ 桜門橋 ⇒ 帰路へ    (移動距離 約2.5km)

桜門橋

大手門前の内堀に、長さ20m・幅6mの木橋「桜門橋」が架けられていました。橋の両端に欄干(らんかん)があり、その先に6個の青銅の「擬宝球(ぎぼし)」が飾り付けられていました。現在の桜門橋は、2007年(平成19年)2月復元されました。

大手門

大手門の由来は、大手口に位置したことから名付けられました。この大手門は、1937年(昭和12年)再建されたもので、ここには「桐二之門」が建っていました。

桐一之門・桐二之門跡

桐二之門は、伏見城から移築したもので外側に桜門、内側に桐一之門があり、桜門を出て内濠の桜門橋を渡ると家老屋敷や武家屋敷が建ち並び、中濠の中之門に通じていました。桐一之門を入ると城主が居住していた三の丸があり、桐一之門が表門でした。桐門は、左右両柱上の冠木(かぶき)の飾に桐紋(きりもん)を打ち付けてあったことから名付けられました。
<桐門>
左右両柱上の冠木(かぶき)の飾に桐紋(きりもん)を打ち付けてあったことから名付けられました。

南勢隠門跡

濠と土塁に挟まれた地域を勢隠(せかくし)と呼び、南側位置することから名付けられました。

北勢隠門跡

濠と土塁に挟まれた地域を勢隠(せかくし)と呼び、北側位置することから名付けられました。

八頭門跡


喜斎門跡

喜斎門は、搦手(からめて:東門の意味)に建てられ、内濠と中濠の境目にもなっていました。喜斎門の由来は、定かではありません。美術館の南

絵図門と菊門周辺




2019年6月23日日曜日

姫路セントラルパーク

姫路セントラルパーク

1984年オープン。地元では「姫セン」の愛称で親しまれ、サファリに遊園地、夏はプール、冬はアイススケートと、1年中楽しむことができる大型娯楽施設です。

サファリ

スリルと感動体験も味わいたいなら「サファリ」。コース内を自由に歩いて様々な動物と遭遇できる「ウォーキングサファリ」や自然に近い状態で過ごす猛獣等大型動物が見られる「ドライブスルーサファリ」・・・

遊園地

スリル満点の絶叫アトラクションや迷路・宝探し、家族で楽しめる「アトラクション」や「遊園地」。
<営業時間>
夏季:9時30分~18時
冬季:10時~16時30分
定休日:毎週水曜日

<問合せ先>
姫路セントラルパーク
☎ 079-264―1611
姫路市豊富町神谷1436-1



2019年6月22日土曜日

天台宗播磨六山の一つ「八葉寺」

八葉寺

八葉寺(はちようじ:播磨西国第三番霊場)は、736年(天平8年)行基が開基といわれています。平安中期「日本往生極楽記」を著した慶滋保胤(よししげの やすたね)が出家し、寂心(じゃくしん)に改名。寂心が建造したといわれています。天台宗播磨六山の一つとしてかなりの格式があったそうで、往時は、山上5院13房寺院があったそうです。山内には寺院跡も残っていますが、現存しているのは八葉寺と塔頭・妙勝院のみです。寂心は、書写山・円教寺を開いた性空上人と親交があり、寂心が皮膚病を煩っていため、性空上人から薬釜を送られ病が治ったといわれています。その釜は今も奥の院に安置され、これを保存するため厨子などは文化財に指定されています。山内は西日本でも有数の子安の木(こやすのき葉を安産のお守りとし、嫁ぐ娘のタンスに入れていたそうですの群生地としても知られています。
☎ 079-232-0349
姫路市香寺町相坂1066



2019年6月21日金曜日

世界の玩具9万点収蔵の「日本玩具博物館」

日本玩具博物館

1974年(昭和49年)設立。白壁土蔵造りの建物6棟からなり、わが国の懐かしい玩具や人形、郷土玩具など世界160ヶ国9万点を超える資料を収蔵しています。2・3・4号館は常設展、1・6号館は企画展・特別展が開催されています。玩具や遊びの文化をテーマにした講座やワークショップも行われ、わが国を代表する玩具博物館として評価されています。
<開館時間>
10時~17時
休館日:毎週水曜日
<入館料>
大人 600円
高校・大学生 400円
子供 200円
<所在地>
☎ 079-232-4388
姫路市香寺町中仁野671-3