2019年7月6日土曜日

姫路城周辺・北地区散策コース

姫路城周辺・北地区散策コース

姫路駅北口・バスステーション8番乗場「書写ロープウエィ行」(乗車) ⇒ 県立大・環境人間学部前バス停(下車) ⇒ 旧制姫路高等学校(県立大) ⇒ 東光寺 ⇒ 御茶屋町跡 ⇒ 伝伏見天皇離宮跡の碑 ⇒ 町裏浄水場 ⇒ 白川神社 ⇒ 大日本帝国播陽時計製造会社 ⇒ 東山焼き ⇒ 男山 ⇒ 男山八幡宮 ⇒ 千姫天満宮 ⇒ 姫路文学館 ⇒ 望景亭 ⇒ 徒歩で姫路駅北口 ⇒ 帰路へ

旧制姫路高等学校本館と講堂

旧制姫路高等学校・本館
【TVドラマのロケ地】
NHK連ドラ「あさが来た」
2015年 出演:波瑠、玉木宏

「夏の終り」ロックワークス
2012年 出演:満島ひかり

1926年(大正15年)完成の本館と講堂は、いずれも木造。1999年(平成11年)国の登録有形文化財、姫路市の都市景観重要建築物に指定。
旧制姫路高等学校・講堂
姫路市新在家本町1丁目22

東光寺

もとは、八代御茶屋町にあったが、伏見天皇が当寺を離宮にしたといわれている。後に、法燈国師・赤松円心が再興。1484年(文明16年)焼失。1603年(慶長8年)池田輝政が荒廃ぶりを嘆き、八代東光寺町に再建した。
姫路市八代東光寺町8-1

御茶屋跡

1603年、八代御茶屋町に、池田輝政が別荘(御茶屋)を造営。この場所は前から東光寺があり、伏見天皇(鎌倉時代)の離宮でもあったことから、寺を西に移してその後に建てたと言われている。その後、姫路藩の歴代城主も使用したが、酒井家の時廃止となった。
姫路市八代御茶屋町周辺

伝伏見天皇離宮址の碑

伝伏見天皇離宮跡の碑。この石碑は伏見天皇の離宮があったというので、1930年(昭和5年)郷土史家・矢内氏が中心となって設置。
姫路市八代御茶屋町周辺

町裏浄水場

町裏浄水場(まちうら)は、1925年(大正15年)野里小学校増築工事中に発見された湧水がきっかけとなって1929年(昭和4年)に竣工された。ポンプアップして男山配水池に送水している。敷地内には旧事務所、沈殿池節制室が当時のまま残されている。1985年(昭和60年)5月近代水道百選に選ばれています。
姫路市八代700 

白川神社

昔々、近くにあった火薬庫が爆発し、目を悪くした人達が白川神社の御神徳(ごしんとく:神の恵み)で回復。その後、地元では「目の神様」として信仰され、今でも遠方からお参りに来られています。
姫路市坊主町96

兵庫県立姫路紡績所跡

職を失った士族を助け、産業を盛んにするため国の補助を得て兵庫県が建てた模範工場で、水車と蒸気機関で稼働する設備を設けた。しかし、欠損が重なり、1888年(明治21年)民営の姫路紡績株式会社を設立、1899年(明治32年)11月出火のため焼失。民家の軒下にあります。
姫路市八代本町1丁目

大日本帝国播陽時計製造会社

1873年(明治6年)、明治政府は田中久重(ひさしげ:東洋のエジソン)の高弟(こうてい:特に優れた弟子)・田中精助に時計技術を習得させるため、オーストリア・ウイーン万博に派遣。帰国後、精助は廃藩置県で禄を失った旧姫路藩士を姫路の訓練施設「授産所」で時計技術を伝習。その後この授産所出身の旧姫路藩の鉄砲・刀鍛冶職の篠原右五郎を中心に上月宗七・児島源太郎ら旧士族で公債を資本として1875年(明治8年)設立し、1883年(明治16年)「ぼんぼん時計」を制作。1875年(明治8年)原月社、開成社、白鷺時計、播陽時計会社(姫路市八代本町1丁目)と社名を変え、1890年(明治23年)に閉鎖。
姫路市八代本町1丁目

東山焼き

東山焼は、姫路市東山に始まったが姫路藩・家老・河合寸翁が姫路藩のお庭焼にとりたててから男山へ移った。窯は不動院墓地の南にあったといわれています。
<池田弥七>
東山焼窯元の棟梁(とうりょう)であった池田弥七(明治10年没)が考案した「弥七コンロ」は好評で、昭和40年代まで需要がありました。
姫路市山野井町・不動院内

男山

男山(おとこやま)は、標高57.5mの山。登山道は北側に、水尾神社の横と男山八幡宮と千姫天満宮への参道の階段があります。特に、水尾神社の横の階段は198段ある。頂上からは、姫路城や姫路市街が展望でき、昔から、姫路城十景・船場八景といわれている。また、山頂には1931年(昭和6年)に配水池施設(姫路市最古)が建設。1993年(平成5年)「男山配水池公園」として再整備され、2009年(平成21年)国・経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されました。
姫路市山野井1丁目

男山八幡宮

1345年(貞和元年)、赤松貞範が姫路城を築くときに男山の山頂に創祀し、城の鎮守社としたと言われています。1679年(延宝7年)には松平直矩が、1716年(正徳6年)には榊原政邦がそれぞれ社殿を改修したという記録が残っており、歴代の姫路城主が信仰したと言われています。
姫路市山野井1-3

千姫天満宮

男山千姫天満宮は、姫路城を一望する男山の中腹にある小さな社で、本多忠刻と再婚した千姫が、本多家の繁栄を願って建立し、西の丸長局の廊下から朝夕遙拝したと言われています。城内から、遙拝できるよう東向きに造営されています。2002年(平成14年)4月に社殿を新築。
姫路市山野井1-3

姫路文学館

姫路文学館は、世界文化遺産・姫路城の北西に位置し、建築家・安藤忠雄氏の設計によるユニークなデザインで、1991年(平成3年)4月、市制100周年記念事業の一環として開館。南館には。姫路市ゆかりの「司馬遼太郎記念室」がある。

望景亭

大正期に建てられた日本家屋を補修したもので、40畳の和室と茶室を備えています。貸室対象になっているので、文化的な催しに最適。



0 件のコメント:

コメントを投稿