2026年8月11日火曜日

国宝「旧古井家住宅」

 

国宝・旧古井家住宅(千年家)



旧古井家住宅は、災害に遭わない「無災の千年家」として知られ由緒ある民家です。中世の名主であったと伝わる古井家が建てたものと考えられています。建築時の史料はありませんが、1836年(天保7年)に書かれた古文書「播州皆河邨(むら)千年家之記」には、1581年(天正9年)に羽柴秀吉が姫路城を築いた際、「無災の千年家」にあやかり、本住宅の木材を取り寄せて天守に加えたとのこと!この文書によると、天保の頃には既に古い民家と認識されていたようです。

 

15世紀、室町時代中後期に建設され、現存する日本最古級の古民家の一つとして知られています。室町末期の建物で、「千年家」とも呼ばれている。桁行13.9m 梁間8.3mの入母屋造・茅葺の建築で、顕著な古式を今に伝える。

 

旧古井家住宅の魅力は建物の古さ。全国でも最古級の建物として、歴史性・文化性価値が評価され、1967年(昭和42年)国の重要文化財に指定されました。

2026年(令和8年)国宝に指定されました。

所在地:姫路市安富町皆河233-1

公開日:土・日曜日・祝日

公開時間:10時~16時

駐車場:1回200円

 

下記の地図で所在地をご確認ください。

 

地図(MAP)

 

 

 

2026年5月13日水曜日

目次 6-4 姫路市が舞台となった書籍

【目 次】 6-4 

 

姫路市が舞台となった書籍類  

 

 

「姿姫路清十郎物語」 井原西鶴

「天守物語」 泉鏡花

「暗夜行路」 志賀直哉

「城」 阿部知二

「千姫春秋記」 円地文子

「播磨灘物語」 司馬遼太郎

「お夏清十郎」 平岩弓枝

「姫路城凍って寒からず・小説河合道臣」 寺林

 

 



目次 6-5 姫路市が舞台となった映画・TV

【目 次】 6-5 

 

姫路市が舞台となった映画・TV   

 

姫路フィルムコミッション主な撮影実績

主な映画・TV

「世界遺産・姫路城」 ユネスコ協会

「リターナ」 東宝

新春時代劇「壬生(みぶ)義士伝」 テレビ東京

「世界遺産・姫路城」 TBS

プロジェクト「白鷺舞え空前の解体工事」 NHK

「THE LAST SAMURAI」 WBP

「大奥」 フジTV

大河ドラマ「武蔵・MUSASHI」 NHK

「007は二度死ぬ」 ユナイト映画

「天守物語」 松竹

大河ドラマ「軍師・官兵衛」 NHK

 

 

2026年4月13日月曜日

小説家「平岩弓枝」

 

平岩弓枝

                                         

千姫像(船場川沿い)

平岩弓枝(ひらいわゆみえ)は、日本の小説家・脚本家。長谷川伸門下。『鏨師』(たがねし)で直木賞受賞。次いでテレビドラマの脚本家として多くのヒット作を生み出した。その後小説の世界に戻り、女の生き方を描いた国際色豊かな家庭物や恋愛物、推理物で人気を集め、やがて時代小説に専念し永く活躍した。代表作の「御宿かわせみ」シリーズは江戸情緒溢れる人情物語で、40年以上に及ぶ人気シリーズ、ベストセラーとなった。そのほか「はやぶさ新八御用帳」シリーズなどがある。文化功労章・文化勲章受章。位階は従三位。

姫路を舞台にした小説は、「千姫様」、「お夏清十郎」がある。

平岩弓枝

生誕1932年 ⇒ 死去2023年 享年91歳

 

 

小説家「円地(えんち)文子」

 

円地文子

 

円地文子(えんちふみこ)は、東京浅草生まれ。国語学者・上田万年の次女。特に江戸末期の頽廃耽美(たいはいたんび)趣味に親しんだ。東京高師付属小学校卒業後、1918年(大正7年)、日本女子付属高等女学校に入学するが、1922年(大正11年)4年修了とともに中退、個人教授を受ける。1926年(昭和元年)、戯曲『ふるさと』が認められ、劇作家として『晩春騒夜』などを発表。1930年(昭和5年)、東京日日新聞記者円地与志松と結婚、翌年、長女出産。「日暦」同人となり、小説家に転じてからの低迷は長く続き、1954年(昭和29年)の『ひもじい月日』でようやく日の目をみ、『二世の縁拾遺』『女坂』『女面』『なまみこ物語』などの代表作を次々に発表。古典的教養を土台にした妖艶耽美(ようえんたんび)な虚構の世界において、抑圧された女の自我の深層や性への執着を抉った作品群は、戦後女性文学の先駆と評価される。1973年(昭和48年)の現代語訳『源氏物語』や姫路城が舞台の『千姫春秋記』がある。

千姫春秋記 あらすじ

千姫は、祖父・家康の命のままに、豊臣秀頼に嫁いだ。そして大坂夏の陣。秀頼は城と共に滅び、千姫は炎の中を助けられた。心ならずも永らえた千姫は、様々の想いを秘め、再び祖父の意に従って本多忠刻の妻となった。美男の忠刻に彼女は、かりそめの幸せを託したが、秀頼の旧臣・菅野長三郎に再会したことから、姫路城での千姫の春秋に秘密の翳(かげ)がさすようになった。忠刻の死別・・・

姫路城・化粧櫓

 

円地文子

生誕1905年 ⇒ 死去1986年 享年81歳

 

 

2026年4月12日日曜日

小説家「志賀直哉」

 

志賀直哉

 

お菊神社

暗夜行路 志賀直哉全集第12巻収録分「日記」

1913年(大正2年)11月初旬、志賀直哉は尾道への帰途、姫路で途中下車。駅前で宿をとる。すでに陽は落ち、月あかりをたよりに数時間姫路駅周辺を散策。
11月7日(金)午后2時半頃の氣車にて出発。紅葉が、美しかった。生野あたり殊(こと)に美しかった。姫路駅下車、直ぐ夜の町に散歩に出る「お菊神社」を暗い所に見た、月あかりに「姫路城」も見た。11時頃、停車場前の宿屋へ帰る。
11月8日(土)姫路午前8時30分(発)12時30分尾道(着)この月夜の姫路駅近辺の散策が、代表作「暗夜行路」に形を変えて描写されている。


姫路城のお菊井戸

姫路駅(志賀直哉が泊った宿)から徒歩数分の場所にあるお菊神社。神社の外塀には、「播州皿屋敷・お菊物語」の看板が掲げられている。祭神は菊姫命。お菊虫の画像(資料)は、ドロドロの溶けた液体がたれているエイリアンのようで気味悪いので省略。「暗夜行路」1976年筑摩現代文学大系より抜粋。

志賀直哉

日本の小説家。日本芸術院会員。文化功労章。文化勲章受章者。宮城県石巻生まれ。東京都育ち。明治から昭和にかけて活躍したD白樺派を代表する小説家のひとり。「小説の神様」と称せられ多くの日本人作家に影響を与えた。代表作は「暗夜行路」「和解」「城の崎にて」「小僧の神様」などがある。

 

志賀直哉

生誕1883年 ⇒ 死去1971年 享年88歳

 

 

小説家「泉鏡花」



小説家「泉鏡花」

 

 

天守物語

お城の天守に潜む妖(あや)かしの姫が知る、千歳百歳にただ一度、たった一度の恋。姫路城天守閣に繰り広げられる妖怪と人間のドラマ。作者泉鏡花は上演を熱望したというが、生前には上演は実現されなかった。 独自の美が満ちあふれる怪異と幻想世界の舞台。

 

泉鏡花(いずみきょうか 本名:泉鏡太郎)は日本の小説家で、明治後期から昭和初期にかけて活躍した。小説のほか、戯曲や俳句も手がけた。帝国芸術院会員。金沢市下新町生まれ。尾崎紅葉に師事。「夜行巡査」「外科室」で評価を得、「高野聖」で人気作家になる。江戸文芸の影響を深く受けた怪奇趣味と特有のロマンティシズムで、幻想文学の先駆者としても評価されている。

 

泉鏡花

生誕1873年 ⇒ 死去1939年 享年66歳