2019年12月25日水曜日

作家「阿部知二」

阿部知二

阿部知二(あべともじ)は岡山県生まれ。父の転勤で姫路に住み、姫路中(現・姫路西高)卒業、東大英文科卒業。翻訳・評論の傍ら「日独対抗競技」で作家デビュー。1935年(昭和10年)「冬の宿」は代表作。1941年「白鯨」は翻訳の代表作。1954年、女子寄宿舎を描いた「人工庭園」は、「女の園」として木下慶介監督が映画化、キネマ旬報ベストワンになった。「世界文学全集」の編者やシャーロック・ホームズシリーズの最初の翻訳としても知られる。
終戦直前に姫路へ疎開。「城」や三木清を描いた「捕囚(ほしゅう)」など名作を生み、戦後の播磨の文化運動をリードした。
姫路城
姫路市本町68

阿部知二
生誕1903年 ⇒ 死去1973年 享年69歳


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